かみとぺ

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耽美で退廃的、な楠本まきさんの描く世界観

お題「好きな作家」

 

お題に挑戦。

 

数年前かな、本屋さんでたまたま目に留まったとある漫画。

"Kの葬列"っていう作品があって、衝動的に手に取って衝撃を受けたんです。

 

え…これ、もろタイプ…好み…

みたいな。

 

そっから楠本まきさんを知り、買い漁り、すっかりファンになっちゃいました。

 

楠本さんの作品の特徴(新参ファンの浅い考察)は

  • 起承転結が薄い。
  • 動きが少ない。

作品が多いこところ。

 

何か大きな問題提起(=起)があって

事態が二転三転して(=承、転)、

大団円で終幕〜(=結)

…が無いの。

 

学校行く前の早朝デートで公園に来た恋人たちが寝落ちしちゃって

気づいたら午後なんだけど、時計みても1時間も進んでなくて(ホントはすでに1周してる。アナログだから。)

結局夕方まで寝てたのに気が付かないまま2人ではてな?になりながら話が終わる…。

 

なんてのもありました。

代表作の一つ、"KISSxxxx"を知ってる方ならわかると思う。

 

で、起承転結って物語を描く上で大事な要素なんだけど、その要素が度々抜けてるのが楠本まきさんの漫画らしさのひとつ。

 

なんていうか、そこがめっちゃ好きでした。

 

展開を構えずに見守れて疲れないの。

淡々と描かれる耽美な世界観の美しさだけ観てればいいから。

 

動きが少ないってのもそれに当てはまりますね。

静止画の連続みたいなコマ割りは、動画よりも写真集に近いです。

バトル物とは真逆。

 

そこもやっぱり美しい世界観に浸ってればいい。

それでも物語だから「話」の動きはあって、内容は意味深。

言葉選びのセンスも半端ない。

卵男、エッグノッグの話も好き。致死量ドーリスとか、干からびた胎児とか、大好き。

 

お茶の水女子大学の哲学科に行ってた頭は違うわ…って思う。

 

それを綺麗な絵と、白黒の比率が完璧なページをめくる度に味わえるんだからホント好き。

あぁ、好き。

もう、好き。

ちょっと好き過ぎて何言ってるかわかんなくなってきた。

 

とにかく、この方の描かれる独特な世界観が好きです。

何故か荒んだ心を癒してくれます。

 

耽美とか退廃的とか、実はよく分かってないんだけど、楠本さんの作品に出会って自分の世界は広がったと思う。

 

あとは、ご本人が英国で暮らしてるの知って、やっぱりな、ってなりました。

 

ちなみに現在所持してる"楠本まきの世界"は

です。

 

T.V.eyeに出てくる双子のナジとナジが一推しキャラだったりします。

 

ご存知の方はお友達になってください。

心の友よ。

 

(あ、はじめて1000文字超えました。わーい。)